保険診療で行う、以下の治療に対応しております。
治療前にはしっかりとカウンセリングを行い、検査後、現在どのような状態かを詳しく説明させていただきます。
専門用語などは使わず、口腔内カメラや模型などを使用し視覚的にわかりやすい説明を心がけております。
このような症状を感じた場合は、すでにむし歯や歯周病が進行している可能性があります。
大切な歯を可能な限り残すために「痛みを抑えた治療」「なるべく削らない治療」を心がけております。
また近年、歯周病菌が血流や肺に入ると、心疾患、脳疾患、糖尿病、誤嚥性肺炎、低体重児出産などの全身疾患に影響することが明らかになっており、お口の中だけの問題ではなくなっています。
治療が終わった後は、再発を予防するために継続したメインテナンスが重要になります。
歯を失った部分のあごの骨にチタン製の人工歯根(インプラント体)を埋め込み、上部構造(人工歯)を装着し噛み合わせと見た目を回復する治療です。
チタン製のインプラントは骨と結合する特徴があり、1本単独でも機能するので入れ歯やブリッジのように他の歯に負担をかけることがなく、噛む力もしっかりとあごの骨に伝わり、骨が痩せることを防ぐことができます。
インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置により治療法には様々な選択肢があります。
歯にかかる力の方向や強さはもちろん、患者さまに無理のない衛生管理などを含め総合的に検討したうえで治療計画を立てます。
インプラント体を埋め込む手術を行います。
インプラントと歯槽骨が結合するまで3~6か月ほど待ちます。
(骨の状態によって結合の期間は異なります。)
歯ぐきを開いて人工の歯を取り付ける準備をします。
この状態で歯ぐきが治るまで1~6週間おきます。
歯ぐきが治った時点で型を取り、人工の歯を作ります。
形や色などは患者さまのご希望に合わせて作製し、インプラントに取り付けます。
インプラントや装着した被せ物がむし歯や歯周病になることはありませんが、歯ぐきはご自身の組織です。
お手入れ不足になると、被せ物と歯ぐきの間に細菌がたまり歯周病菌に感染した状態になります。
見た目や機能が回復しても、歯を失う前と同じお手入れ方法や生活習慣では、せっかく入れたインプラントも残っている健康な歯も失ってしまうことになりかねません。
定期的に歯石の除去やお口のクリーニング、噛み合わせの確認などを行うことで、インプラントを含むすべての歯の寿命を伸ばせるようになります。
※保険適用外の自費診療となります。
一期治療:永久歯が生え揃う前に開始する治療で、あごの骨の成長を利用し上下のあごの形やバランスを整え、歯がきれいに生えるスペースを確保します。
お子さまの成長を利用し、無理なく治療を行うことができるので、痛みが少なかったり装置をつける時間も短めで済みます。
また、一期治療を行うことで二期治療(永久歯列期・成人の矯正)を行わなくても良い場合があります。
二期治療:大人の矯正と同じく「歯並びを整え、噛み合わせを改善すること」を目的とし、矯正方法や矯正に使う装置も大人と同様です。
成長も落ち着いてきて、治療計画も立てやすくなります。
歯並びを改善することで、笑顔に自信を持つことができ、むし歯や歯周病のリスクが減らせるなどメリットがあります。
近年では欧米諸国で主流になりつつある矯正方法で、セラミックブラケットを使用することで見た目も良く、少ない痛みで患者さまに負担をかけずに歯並びを改善することができます。
歯全体を動かすのではなく、一度斜めに傾けてから歯を起こし移動をさせます。
従来のワイヤー矯正に比べ、弱い力で短期間で歯を動かせるよう工夫された装置となっています。
段階ごとに硬さや素材の異なる透明なマウスピース型の装置を付けて、歯並びを改善します。
ワイヤー矯正のデメリットを解消することができるので、歯並びにお悩みを抱える方にお勧めの治療法です。
お口をスキャンし、最低限の薄さののブラケットをCAD/CAM(コンピューターで設計製作)で設計し、歯の裏側(舌側)に装置をつけ歯並びを改善します。
歯の裏側にぴったりつけて矯正をするため、目立ちにくく、食事や発音もしやすいです。
ブラケットとワイヤーは金合金のため金属アレルギーの可能性が低くなります。
使用するワイヤーは設計指示通りにロボットが作製するため、誤差もなく一般的な舌側矯正より治療期間も短くなります。
※当院で採取した歯型はドイツの研究室に送るため、治療開始までお時間をいただく場合があります。
お子さまの歯は乳歯の段階でしっかり治療しておかないと、永久歯の生え変わりに影響が出てしまうので、成長・発達を考慮しながら治療を進めていきます。
治療が初めてのお子さま、いやがるお子さまでもご安心ください。
院長をはじめ、スタッフは子ども好きですので、わかりやすい説明を十分に行いながら無理のない治療を心がけます。
乳歯は、永久歯に比べてやわらかく酸に弱いためむし歯になりやすく進行が早いのが特徴なのでしっかりとむし歯予防をすることが大切です。
乳歯は永久歯と比べてフッ素を取り込みやすい特徴があるため、子どものうちからフッ素を活用することで、より高いむし歯予防効果を得ることができます。
また、フッ素は一度塗ったら大丈夫というものではなく定期的に行うことが大切です。
奥歯には溝があり、ブラッシングで完全にきれいにするのが難しい場所でもあります。
この溝をプラスチック(歯科用樹脂)で埋めて、むし歯になりにくい処置を行います。
歯を削ることもないので、お子さまには負担の少ないむし歯予防です。
小さなお子さまの場合、一人では十分に磨けない部分もありますので、親御さまが必ず仕上げ磨きをしてあげてください。
歯磨きの仕方が不安な場合は、わかりやすくご指導いたしますのでお気軽にご相談ください。
むし歯や歯周病は原因であるプラーク(細菌のかたまり)を除去し、お口の環境をコントロールすることで予防ができます。
歯は治療を繰り返すたびにもろくなり、抜いてしまうと元には戻らない部位です。
予防に対する正しい知識をお伝えし、歯医者を痛くなってから行く場所から、予防をするために気軽に通う場所へと意識を変えていただきたいと思います。
毎日の歯磨きでは、磨きグセがあったり、奥歯のほうにしっかりブラシが届いていなかったり意外に磨き残しが多く見られる場合があります。
磨き残しの部分は歯石となり、ご自身では除去することができないため、定期的に専用の機器を使用しお口のクリーニングを行うことが必要になります。
歯の表面の歯垢や歯石、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間のすき間)の汚れまで丁寧に取り除きます。
日頃の飲食による着色汚れも落とせるため、歯の表面がツルツルになり汚れがつきにくい状態になります。
定期的に続けることで、むし歯や歯周病を防ぐことができ、高齢になっても多くの歯を残すことができます。
リラックスしてクリーニングを受けていただくため、衛生面に配慮した半個室の診療室でケアを行います。
コミュニケーションをしっかりとり、検診とクリーニングでお口の中をしっかり把握し、どのように変化しているかを見逃すことのないようにしています。
毎日のブラッシングで効果的に汚れが除去できるよう、歯並びや歯の大きさに合った磨き方のご案内、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具の使い方を積極的にお伝えしております。
前歯の歯並びや、保険で治療した銀歯が気になり大きく笑えないなどのお悩みに対して、見た目と機能性を回復する治療です。
また、何度も医院に通わず歯を白くすることができる[ホームホワイトニング]もお勧めしております。
※むし歯や歯周病を治す治療とは異なるため、保険外診療となります。
セラミック(陶材)を使用した白い歯です。
透明感と強度があり汚れがつきにくい素材です。
強い噛み合わせや衝撃で破折の可能性があるため、前歯に適しています。
人工ダイヤモンドでも知られる素材で強度と美しさがあり、前歯や奥歯だけではなくブリッジにも使用可能です。
ジルコニアは金属アレルギーの心配がありませんが、歯ぎしりや食いしばりが強いと割れる可能性があります。
セラミックとプラスチックを混ぜた素材で、見た目も天然の歯と見分けがつきにくいです。
適度な硬さがあるため噛み合わせる歯を傷めることがありません。
素材にプラスチックが含まれているので、水分を吸収しやすく経年で変色する可能性があります。
金属フレームにセラミックを焼き付けた強度と審美性のある被せ物です。
噛む力が強い場所にもお勧めできますが、内側の金属が経年で溶け出し、歯ぐきが黒く変色したりアレルギーを起こす可能性があります。
歯の表面全体をわずかに削り、極薄セラミックを張り付けます。
ホワイトニングで白くならない歯、前歯のちょっとした隙間を改善することができます。
※保険適用外の自費診療となります。
当院でマウストレーを作製し、ご自身でホワイトニングを行っていただく方法です。
低濃度のホワイトニング剤をゆっくりと作用させ、歯を内側から白く明るくしていきます。
1日2時間程度マウストレーを装着する必要があります。
※保険適用外の自費診療となります。
※むし歯や歯周病がある場合は治療を優先させます。
※効果を実感するまでに時間がかかりますが、白さが長持ちします。